ボトルネックは解消でき、WD GOLDのシーケンシャル速度262MB/s x4をZFSでRAID + ZIL + L2ARCしているのでパフォーマンスは良好で電力以外は絶好調!

だったのですが2018年に事件が起こります。そう、Intel CPUの脆弱性問題です

これがもうパッチを当てても当ててもキリがないくらい更新があって、2019年現在もMicroCodeの更新がまだきます

いや、まあいいんですよ、パッチ当てさえすれば、、ちゃんと動いてれば、、(なんて思っていた時期が僕にもありました)

試しに構築した時のUnixBenchと脆弱性パッチ当てた環境で比較してみたんです

は???構築した時のスコアが2563に対して909!?いやいやいや環境が多少違うけどこの性能低下はあり得ねーわ、、、どうしよう、、

期して2019年、Ryzenブームが到来します。予想通り7nmプロセスのAMD EPYCもクラウド業者に爆売れで台湾TMSCは作っても作っても間に合わず、HPEもProLiant DL325/DL385を投入し海外でベストオブサーバー的な賞をとる大ヒット、さらにEPYCのラインナップを4倍に増やす宣言、世の中完全にAMD優勢になっていきます

第二世代EPYCではIntelの2ソケットサーバーをEPYCx1が打ち負かすという高コストをアピールして競争はさらに加熱

Intelの脆弱性にうんざりしたのでEPYCにするつもりでしたが、社内で動かすには煩すぎるし消費電力でかすぎ、EPYC3000シリーズに期待して待っていたら発表されたものは組み込みのみの展開でちょっとスペックが足りない、、

どうしたもんか、、なんて考えてたら第3世代RyzenのZen2のRyzenはかなり消費電力x性能で考えて優秀じゃないですか!

しかもIntelはECCメモリはXeonじゃないと使えないのにRyzenは普通に使える

もういっそパーツ1から自分で選定して作るか?なんて思っていたら決定打が発表されます

ASRock Rackから唯一のRyzenサーバー向けボードが発表されました!

KVM over IPMI(サーバーに必須のリモートマネージメント機能)を搭載し、X470をベースにグラフィックは最低限の搭載のMicroATX、これはニーズに完璧にマッチします

ASRock Rack X470D4U AMD Ryzen Server Motherboards – sservethehome.com

次回、パーツ選びに続く

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